クイックマニュアルで全体像をつかんだ方向けに、機能ごとの詳しい使い方と、AI 連携の運用例まで解説します。
建玉マスター
チャートマスター
練習スタイル
実戦シミュレーション(先を隠して 1 日ずつ)
理想戦略の研究(チャート全体を見て後知恵で)
メタファー
組み手(何が来るか分からない)
型(理想の動きを反復する)
記録するもの
売買履歴・損益
ペイント・計測線・コメント・描画
AI に頼むこと
実戦判断のレビュー
理想戦略の提案・後知恵分析
両者を 往復 することで、実戦感覚と理想形の両方を磨けます。
アプリを起動すると、まず CM ロゴの起動画面(Splash) が約 2 秒表示され、続いて開始画面に切り替わります。Splash の見た目:黒背景+金色の「チャートマスター」「Professional Chart Analysis Tool」「Where there's a will, there's a way.」+ 中央に CM アプリアイコン。
ボタン
用途
開始
銘柄・開始日・本数を指定してペイント画面を開く
建玉マスターから取り込む
建玉マスターからの練習結果 JSON を読み込んでペイント復元
AI から取り込む
AI が返した PaintSession JSON を読み込んでペイント復元
🤖 AI にチャート分析依頼
空チャートを AI に送り「お手本の分析チャート」を JSON で返してもらう
過去の振り返り
保存済みセッションを一覧から復元
項目
内容
ロウソク本数
初期表示の本数(30 / 40 / 60、既定 40)
チャート選択範囲(10年/20年/制限なし)
開始日に遡れる年数を制限。既定 10 年。詳細は本節下の「チャート選択範囲の仕組み」
MA 期間 ×5 本
移動平均線の本数(既定 5/10/20/50/100)。色:赤/緑/青/紫/橙
RSI 期間
RSI の計算期間(既定 14)
計測ツール % 表示
計測ラベルに % を出すか
売買理由テンプレ → テンプレを編集
一般/相場流/酒田/カスタムの語彙編集
売買理由テンプレ → カテゴリ順を変更
カテゴリの並び順を編集
AI 共有の設定
プロンプト編集 + Claude Project URL + Gemini Gem URL
Yahoo CSV を取り込む
自分で DL した日本 Yahoo / SBI 等の時系列 CSV を取り込んで銘柄追加。詳細は §9-2
※ AI 共有設定の中身:プロンプトは「通常モード」「JSON 出力依頼モード」「AI チャート分析依頼」の 3 種類を別々に編集できます。同梱トグル(JSON 同梱・OHLCV 同梱)は 共有 BottomSheet 側に集約 されているのでここには出ません。
チャート選択範囲の仕組み(Task #23、2026-05-08〜)
「DL するデータ範囲」と「開始日として選べる範囲」を分離した設定です(建玉マスター互換)。
DL(取得)範囲は固定で「上場日以降全部」:銘柄追加・更新時に Yahoo Finance から 取得可能な最大期間(30〜40 年以上)を取得します。月足 100 ヶ月線(≒ 8.3 年バッファ)が左端まで描けるように。旧仕様(10/5/3 年から選択)は撤廃。
開始日として選べる範囲は別途 3 択:
10 年(既定):直近 10 年。日々の分析はこのレンジで十分という想定
20 年:リーマンショック前後(2008)まで遡って分析したい時に
制限なし:CSV 最古日(=「データ最古日 + 20 ヶ月」のガード適用後)まで遡れる
ガード(20 ヶ月)は強制 ON で固定 — 旧 UI の ON/OFF スイッチは Task #23 で撤去しました。月足 20 ヶ月線が描画されないと MA がブツ切れになり、相場流の長期分析に支障が出るためです。旧ユーザーが過去に「データ開始日ガード OFF」を保存していた場合も、次回起動から自動的に ON 扱いに切替わります(既存の OFF 保存値は無視され、UI も復活しません)。
旧 Phase7Settings.fetchYears キーで 10/5/3 年を保存していた既存ユーザーは、初回起動時に新キー chartRangeYears に自動で流用されます。詳細は 建玉マスターの詳細マニュアル §9 を参照(実装は両アプリ共通の chart_master_core 層)。
アイコン
機能
← 戻る
開始画面に戻る(保存はされない)
↶ ↷
UNDO / REDO
🗑
削除モード切替(タップで対象を削除)
✎
編集モード切替(コメント本文を再編集)
終了
セッションを保存してお疲れさま画面へ
ツール
概要
操作
スクロール・ピンチ拡縮・ペイント要素のドラッグ
売買
4 アクション(買 IN/OUT・売 IN/OUT)でマーカー配置
コメント
フリーコメント(チャート任意位置に黄色バブル)
描画
水平線(2 点)/トレンドライン。色は再タップで 3 色サイクル
計測
2 点間の値幅・%・本数を測定
操作モード時、画面右下に 📝 開始時メモ ボタンが表示されます。月足/週足/日足の所感を残せます。
保存後もボタンは残ります(再編集可、保存済みは ✓ で表示)
ただし 売買・コメント・描画・計測のいずれかツールを使い始めると、それ以降は表示されません(初期セットアップは 1 回で OK)
アクション
表示
配置位置
買 IN
▲ 赤
ロウソク下
買 OUT
▼ 赤
ロウソク上
売 IN
▼ 水色
ロウソク上
売 OUT
▲ 水色
ロウソク下
ツールバー「売買」 → 4 アクションから選択
チャート上の対象ローソクを 長押し(虫眼鏡ループでロックオン)
指を離すとコメント記入ダイアログ
建玉数(売-買)・テンプレチップ・自由文を入力
OK で配置
編集モード(✎)を ON → コメントバブルをタップ → 再編集ダイアログ
削除モード(🗑)を ON → マーカーをタップで削除
通常(操作)モード or 編集モード → コメントバブルを 長押し(500ms)→ ドラッグ
重なって読みづらいバブルを好きな位置に移動できる
同じバーで違うアクションを置くと自動で縦に積まれます(kStackSpacingFactor = 2.5)。
任意位置に黄色バブルを配置
長押し 500ms で配置 → ダイアログでテキスト入力
ドラッグで移動、編集モードで本文編集、削除モードで消去
UNDO/REDO 対応
水平線:2 点指定で水平に伸びる線
トレンドライン:2 点指定で結ぶ線
ボタン再タップで色サイクル(白 → ピンク → シアン)
ボディ部分を縦平行ドラッグで全体上下移動
2 点を指定すると、値幅・%(ON/OFF 可)・本数を表示
ラベルをドラッグで移動可能
線本体を縦平行ドラッグで全体上下移動
つかみ中は amber ハイライト
変動率%は「終値ベース」で計算します(2026-05-11 改修)。2 点目のロウソク終値 ÷ 1 点目のロウソク終値 − 1 を表示。
高値・安値ベースではないので、「高値からの下落%」を測りたい場合は計測の始点・終点を意図した位置に置き直してください。
「終了」を押すと:
1. 現在のペイント要素一式が PaintSession として sqflite に保存
2. PNG キャプチャを生成(チャート+ペイント要素)
3. お疲れさまでした画面へ遷移
ボタン
用途
💾 PNG ダウンロード
チャート+ペイントを PNG 保存
🌗 白黒反転
ライトテーマ/ダークテーマ切替
📋 掲示板用テキストをコピー
X / Discord 等に貼れる整形テキスト
🤖 AI に共有
チャート + テキスト + (任意) JSON / OHLCV を AI に送信
📊 チャートマスター 分析チャート
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
銘柄:7203 : トヨタ自動車
期間:2024/3/1〜2024/4/15
【開始時所感】
(中略)
【売買マーカー】
買IN 3/5 1250円 [下半身、PPP] 0-1
(中略)
【計測】
2024/3/5〜2024/3/20:+85円(+6.8%)/12本
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
#チャートマスター
ここがチャートマスターの本丸。AI に「お手本の分析チャート」「指摘」「分析」を依頼できます。
動線
入口
AI への依頼
A. 通常レビュー
🤖 AI に共有(JSON 出力依頼 OFF)
言葉でアドバイス
B. JSON 出力依頼
🤖 AI に共有(JSON 出力依頼モード ON)
図中番号付きの指摘+編集後 PaintSession JSON
C. AI から取り込む
開始画面 → AI から取り込む
AI が返した JSON を読み込んでペイント復元
D. 建玉マスター連携
建玉マスター 振り返り → 📊 チャートマスターに送る
練習結果からペイント生成(A-5)
E. AI チャート分析依頼
開始画面 → 🤖 AI にチャート分析依頼
空チャートに「お手本の分析チャート」を提案してもらう(#81)
動線 B + C を組み合わせると、AI が書いた指摘ペイントをチャートマスター内で編集・追加できます。これがチャートマスターの一番強い機能です。
動線 E は 「お手本だけ欲しい」ときに使います。自分で書き込まずにいきなり AI に「この銘柄のこの期間でどう売買するのが理想?」を依頼 → AI が返した JSON を C で開く、という流れです。
「🤖 AI に共有」を押すと BottomSheet が出て、3 つのトグルで送信内容をコントロール:
トグル
効果
JSON 出力依頼モード
プロンプトを「AI に JSON 形式で結果を返してもらう」依頼に切替(ON 時は JSON 同梱を強制)
JSON 同梱
チャート分析内容を JSON 化して本文に添付(AI がチャート分析内容を正確に読み取れる)
OHLCV 同梱
日足 OHLCV(CSV)を本文に追加(AI が画像 OCR でなく数値で分析できる)
下に共有先 3 つ:
- AI アプリへ送る(OS 共有シート)
- Claude プロジェクトに送る(要 URL 登録)
- Gemini Gem に送る(要 URL 登録)
目的:AI に言葉でアドバイスをもらう。
ペイント画面 → 終了 → お疲れさまでした画面
🤖 AI に共有 → 共有先を選択
AI からテキストで「ここが良かった、ここが惜しかった」が返る
おすすめ設定:
- JSON 出力依頼モード = OFF
- JSON 同梱 = OFF(必要なければ)
- OHLCV 同梱 = ON(精度向上)
目的:AI に「(図中①)」「(図中②)」と番号付きで指摘してもらい、チャートマスター内に書き込んで返してもらう。
ペイント画面 → 終了 → お疲れさまでした画面
🤖 AI に共有 → JSON 出力依頼モード = ON
共有先を選択して送信
AI が以下を返す:
- 言葉のアドバイス(「(図中①) 3/5 のエントリーは早すぎ…」)
- 編集後 PaintSession JSON(① ② の番号ラベル付き freeComment が追加されたもの、```json … ``` ブロック)
AI 返答からその JSON ブロックをコピー
チャートマスター起動画面 → 「AI から取り込む」 → 貼付け
ペイント画面に AI 指摘の番号付きラベルが表示される
AI の出力品質を高めるコツ:OHLCV 同梱を ON にしておくと、AI が画像 OCR ではなく数値で分析できるため、「3/15 の安値 1,255 円」のような正確な指摘が増えます。
目的:AI が返した PaintSession JSON を読み込んでペイント画面を再現。
起動画面 → AI から取り込む
JSON を貼付け(クリップボードから貼付ボタンも有り)
「読み込み」 → ペイント画面が起動して JSON の内容が再現される
AI が PaintSession JSON 形式以外(matplotlib 画像など)を返した場合は取り込めません。AI に「PaintSession JSON 形式で出力してください」と依頼してください。
目的:建玉マスターでの実戦練習結果をチャートマスターでペイント化して継続分析。
建玉マスター → 練習 → 終了 → 振り返り画面
📊 チャートマスターに送る をタップ → JSON がクリップボードに
チャートマスター起動 → 建玉マスターから取り込む → 貼付け
「玉データを取り込む」トグル(既定 ON)でコメント先頭に「{売}-{買}」を付けるか選ぶ
読み込み → ペイント画面が建玉マスターの売買マーカーで埋まった状態で起動
→ あとは自由にコメント・計測線・描画を追加して掘り下げ。
→ 必要なら 7-4(動線 B)で AI に指摘してもらうことも可能。
目的:ペイントせずに AI に「この銘柄・この期間で、理想の売買戦略を提示してください」と丸投げ。後知恵で最適解を研究するときに使う。
起動画面で銘柄・開始日・本数を選ぶ(普段の練習開始と同じ手順)
🤖 AI にチャート分析依頼 ボタンをタップ
BottomSheet で送信先を選択:
- AI アプリへ送る(OS 共有シート)
- Claude プロジェクトに送る(要 URL 登録)
- Gemini Gem に送る(要 URL 登録)
- クリップボードにコピーするだけ
送信される内容:
- AI チャート分析依頼用プロンプト(詳細設定で編集可)
- OHLCV CSV(練習期間 + 過去 100 日の MA バッファ)
- 空の PaintSession JSON テンプレート(AI に編集してもらう原本)
AI が PaintSession JSON で返す(言葉のアドバイス + 編集後 JSON)
その JSON を 「AI から取り込む」 で開く → AI が提案した売買マーカー・コメント・描画線が表示
プロンプトは詳細設定 → AI 共有の設定 → 「AI チャート分析依頼」タブ で編集できます。「相場流の観点で分析してください」「酒田五法を意識してください」のように追加文言で指向を変えられます。
📅 当日込みモード(2026-05-11〜)
AI チャート分析依頼の BottomSheet には 「📅 当日込み」トグル があります。ON にすると:
Yahoo Finance の当日 5 分足を集計 → 当日の partial bar(始値・高値・安値・現在値・出来高)を生成
「📅 当日ザラ場の確認」ダイアログ が出て、生成された OHLC を確認・微修正できる
OK で AI への送信内容に当日 partial bar が追加(OHLCV CSV の末尾に append)
AI が当日込みで返した JSON を「AI から取り込む」で開くと、PaintPage 側も CSV ロード後に当日 partial bar を末尾に append。「今この瞬間どう動くべきか」を AI に相談する用途 に使います。
当日込み ON で送って当日込みで返ってきた → 当日 partial bar + AI マーカーが正しく表示
当日込み OFF(通常モード)→ 前営業日までのデータのみ
当日 partial bar の値はリアルタイムではなく、Yahoo 5 分足のスナップショット。場中で動いている時は、送信前に微修正ダイアログで現在値を最新化するか、後で取り込み時に値が古ければ気にせず参考扱いに留めてください。
📐 AI 取り込み時のコメント自動再配置(2026-05-14〜)
AI が返した売買マーカーのコメント・フリーコメントは、取り込み時にチャート上で衝突しないよう自動で位置を再配置します(最大 12 回の試行で衝突回避)。
同じ日付に複数マーカーが連続する場合、コメントバブルが重ならないよう 上下にオフセット
画面右端付近のマーカーは、コメントが画面外に出ないよう 左にオフセット
AI が bubbleOffset を明示した場合はそれを尊重しつつ、衝突した場合のみ調整
AI 側のプロンプトでも「bubbleOffset を (0, -40) 単位で離す」「同日売買があればコメントは作らない」等のルールを指示済みなので、取り込み後の見た目はだいぶ整っているはずです。
Claude Project URL を取得(Android スマホの例)
Chrome アプリを開く(Claude アプリではなく、Web ブラウザ)
claude.ai にアクセス → Google アカウントでログイン
左上のメニューボタン(三本線 ≡)をタップ
「Projects」を選択
使いたいプロジェクト(例:「チャートマスター 振り返り」)をタップ
プロジェクト画面が表示されたら、画面上部のアドレスバーをタップ
URL を長押し → 「コピー」を選択
URL の形式は https://claude.ai/project/01K95FJ...(末尾は英数字)。
Gemini Gem URL を取得(Android スマホの例)
Chrome アプリを開く
gemini.google.com にアクセス → Google アカウントでログイン
左上のメニューボタン → 「Gems」 または 「Gem マネージャー」
使いたい Gem をタップ
アドレスバーから URL コピー
URL の形式は https://gemini.google.com/gem/xxxxxxxx。
※ Gems 機能は Gemini Advanced(有料プラン) での提供のみとなる場合があります。
取得した URL をアプリに登録
チャートマスター 起動画面 → 詳細設定 → AI 共有の設定
各欄に長押しで貼付:
- プロンプト編集(通常モード / JSON 出力依頼モード タブ切替)
- Claude Project URL
- Gemini Gem URL
保存 をタップ
以降、🤖 AI に共有 ボタンから Claude / Gemini に直接ジャンプできます。
詳細設定 → 「AI 共有の設定」で 3 種類のプロンプトを別々に編集できます(タブ切替):
通常:動線 A 用
JSON 出力依頼:動線 B 用
AI チャート分析依頼:動線 E 用
通常モードの既定プロンプト
以下は株式投資の練習結果です。
チャート全体を見ながら「理想の売買戦略」を研究する練習
(後知恵を活用して最適解を検討する練習)の記録です。
『エントリーポイントの選択』『エグジットポイントの選択』
『建玉分配の最適性』を中心に、
理想に近づける観点で、良かった点・改善点・別解の提案を簡潔にお願いします。
JSON 出力依頼モードの既定プロンプト(抜粋)
以下は株式投資の練習結果です。
チャート全体を見ながら「理想の売買戦略」を研究する練習の記録で、
末尾に PaintSession JSON が同梱されています。
【お願い】2 種類のアウトプットを返してください。
(1) 言葉のアドバイス
指摘ごとに「(図中①)」「(図中②)」… の番号で図と紐付けてください。
(2) PaintSession JSON の追記版
・freeComments に「①」「②」… と短い番号ラベルを追加
・編集後の PaintSession JSON 全体を ```json ... ``` で囲って返却
文言例:
・(図中①) 3/5 の買いエントリーはやや早かった…
…
これらをカスタマイズして、自分のスタイル(相場流/酒田五法/短期トレード重視 等)に合わせられます。
開始画面下部の「過去の振り返り」から、最大 20 セッションを保存・閲覧。
一覧から過去のセッションをタップでお疲れさまでした画面が再表示
ペイント画面に戻って追記もできる
不要セッションは長押しで削除
β 配布版(β#1) は 3 銘柄を同梱:
- 7203 トヨタ自動車(1999-05-06 〜 現在、27 年分)
- ^N225 日経平均株価(指数、Yahoo の取得可能最古〜現在)
- CC=F ココア先物(CME、取得可能最古〜現在)
銘柄選択画面(または起動画面の「銘柄」ダイアログ)でこの 3 種類から選びます。
正式版(Phase 7 機能 ON)では Yahoo Finance API から銘柄を自由に追加可能(建玉マスターと同じ仕組み)。指数(^N225/^TPX/^DJI/^GSPC/^IXIC/^VIX/USDJPY=X 等)も「指数」タブから追加でき、Y 軸通貨ラベルが ticker から自動判定(円 / $)されます。
旧仕様(〜 2026-05-07)と現行の比較:
項目
旧仕様
Task #23 後(現行)
Yahoo Finance DL 範囲
詳細設定で 3/5/10 年から選択(既定 10 年)
「上場日以降全部」固定(30〜40 年)
開始日に選べる範囲
DL 範囲=選べる範囲(同じ)
詳細設定の「チャート選択範囲」で別途 10 / 20 / 制限なしから選択(既定 10 年)
月足 100 ヶ月 MA 描画
DL が 10 年なら左端 8 年強は MA 不可
左端まで描画可能(27 年あれば 8.3 年バッファ余裕)
つまり「データはたっぷり持つ、見せる範囲だけ制限する」という方向にリファクタしました。月足の長期 MA を扱う相場流の分析との相性が良くなります。
Yahoo データ品質の注意(既知の問題)
US Yahoo Finance のデータは古い時期ほど品質にばらつきがあります。本アプリでは下記 2 種類の不正な行を 自動でフィルタ しています。
種類
内容
例
① 完全欠損行
open AND close が両方 null
レアケース
② フェイク休場行
前日終値で OHLC 全部埋め、volume = 0
祝日・特異日に出現
両方のフィルタは「アプリで Yahoo から DL する全経路」で自動適用 されます(建てマス・チャーマス共通の chart_master_core 層で実装)。同梱 assets(α 配布版のトヨタ 27 年分)も同じフィルタを通したものを採用しています(Phase 4-B、2026-05-08)。
副作用として、ごく稀に「実際は平常営業日なのに Yahoo 側にデータが無い特異日」も除外されます(例:トヨタ 2016-07-11)。CSV 上で 1 日歯抜けになりますが、MA / BOLL の計算はバー本数ベースなので連続性は保たれます。
フィルタしていない行(残置・要注意)
「OHLC 全部同じ値だが volume > 0」(=「点ロウソク」だが出来高はある)行は 意図的に残置 しています。理由:
出来高があるので実際に取引が成立した日。完全なフェイクではない可能性が高い
古い時代(1999〜2008 年頃)のトヨタ等で、薄商いや Yahoo の保存粒度の問題で OHL=close になったケース
機械的に除外すると本物の薄商い日まで消す過剰除去になるため、判断はユーザーに委ねる
チャート上で「点」「短い直線」のロウソクが見えたら、この種のデータ品質低下日だと思って読み解いてください。MA / RSI の計算には終値しか使わないので大きく崩れることはありませんが、その日のヒゲ・実体を根拠にしたペイント分析は不向きです。
詳細・検証スクリプトは 建玉マスターの詳細マニュアル §9-1 を参照してください。
長期 MA は「過去 N 本分のバッファ」が無いと描画できません。月足の場合は「N ヶ月前」までデータが必要:
見たい指標
必要バッファ
同梱 assets(1999-05 起点)での最早開始日
月足 MA20(青)
20 ヶ月 ≒ 1.7 年
2001-01
月足 MA50(紫)
50 ヶ月 ≒ 4.2 年
2003-07
月足 MA100(オレンジ)
100 ヶ月 ≒ 8.3 年
2007-09
例:月足チャートで MA100(オレンジ)まで左端から見たい場合は 開始日を 2007 年 9 月以降 に設定してください。逆に 2002 年あたりから始めると、最初の数年は MA100 が描かれず、2007 年付近から徐々に描画され始めます(バッファが集まったタイミング)。
これは仕様であり、assets/stock_data.csv の最古日(1999-05-06)を変えるか、CSV 手動取り込みでさらに古いデータを足すしか改善方法はありません。
「チャート選択範囲 = 制限なし」を選んでも、開始日下限には常に 「データ最古日 + 20 ヶ月」 のガードがかかります。例:
銘柄
DL 範囲
「制限なし」時の開始日下限
トヨタ自動車(7203.T、Yahoo 1999/5〜)
約 27 年分
2001-01-06(1999/5/6 + 20 ヶ月)
α 版同梱 assets
上記と同じ
同上
それより古いデータ(1990 年代前半など)で分析したい場合は、ご自身でデータを用意して 取り込みます。
データソース
入手条件
特徴
Yahoo!ファイナンス(日本版)の「時系列」CSV DL
VIP プレミアム 等の有料会員のみ
上場以来の全データ DL 可。データ品質は本家 Yahoo より良好
SBI 証券の「時系列」CSV DL
SBI 証券の口座保有者のみ
過去 10 年以上のデータ DL 可(銘柄により異なる)。Yahoo 形式に整形が必要
取り込み手順
PC ブラウザで上記いずれかのサービスから時系列 CSV を DL
必要に応じて Yahoo 形式に整形(建玉マスター詳細マニュアル §9-2 を参照)
端末に転送(メール添付・AirDrop・USB・Google Drive 等)
チャートマスター起動 → 詳細設定 → 「Yahoo CSV を取り込む」ボタン
ファイルを選んで取り込み完了
β 配布版では取り込んだ銘柄をそのままチャート分析に使えます。「銘柄」をタップすると 同梱 3 銘柄+取り込み済みカスタム銘柄 から選べます(Divider 区切り、上が同梱、下がカスタム)。
症状
対処
「銘柄が利用できません」
取り込み元銘柄が SymbolIndex に無い/未 DL。銘柄選択画面で確認
「マーカーが 1 個も配置できませんでした」
取り込み元の日付が CSV カバー範囲外。両アプリで同じ CSV を使うこと(α 版同士なら OK)
AI が PaintSession JSON でなく画像で返す
プロンプトに「PaintSession JSON 形式で ```json … ``` で返してください」と明示
Claude / Gemini ボタンを押しても何も起きない
詳細設定の「AI 共有の設定」で各 URL を登録してください
開始時メモボタンが消えてしまった
売買・コメント等を一度でも触ると以後は再表示されません(仕様)。再表示したい場合はもう一度ペイント開始してください
カスケード配置されたコメントが掴めない
編集モード(✎)を ON にすると、バブル直接タップで再編集できます
サポートメール:ms.success.llc@gmail.com
返信に 3 営業日ほどお時間をいただく場合があります。
以上。